皆さんは、普段車にステッカーなどを貼りますか?一般的によく見られるのは、初心者マークのステッカーや、赤ちゃんが乗っていることをお知らせするステッカーなどがありますよね。また、それ以外にも自分の車をおしゃれにするためにデザインとしてステッカーを貼っているという方もいるのではないでしょうか。でも、いざ車からステッカーを剥がそうとすると、うまくいきませんよね。この記事を読めば、きれいにステッカーを剥がす方法や、車に貼るのにおすすめのステッカーなどについてもわかります!
車に貼ったステッカーの剥がし方3選
①シール剝がし材を使用する。
まず、私が一番おすすめしているやり方がこちらです。やっぱり名前の通り、シール・ステッカーを剥がすことに特化しているだけあって一番便利ですね。シール剥がし材の成分表を見ると、有機溶剤というものが含まれていることが多いです。この成分は他の物質を溶かす働きをもつのですが、シールの粘着部分を溶かすことで、粘着力を低めるという仕組みです。
②ステッカーを温める(ドライヤー)
家にシール剝がし材なんてないし、いちいち買うのは面倒くさいって思う方もいるかと思います。そんな時はステッカーを温めましょう!以下で詳しく解説していきますが、ステッカーの粘着力は温めることで弱くすることができます。具体的には、ドライヤーで温めるのが一番早いのかなと思います。
③除光液やお酢
こちらの方法はあまりお勧めではありませんが、①や②ができない場合はこちらを試してみるのもアリかもしれません。除光液やお酢をシールに染み込ませることで、剥がしやすくなります。そのままかけるのではなく、キッチンペーパーやタオルなどに染み込ませたうえで、押し付けてステッカーにオイルを染み込ませるようにしてみてくださいね。
ステッカーの粘着力について
ステッカーの粘着の原理とは
ステッカーをきれいに剥がすことについて解説してきましたが、そもそもなぜステッカーはくっつくのでしょうか?こちらも少し考えてみましょう。
さて、みなさんは、スキンケアのフェイスパックを使用したことがありますでしょうか?あれって顔にピタッとくっつきますよね。あとは、服を着たまま海や川に入ったことはありますか?服が体に引っ付きますよね?ここに、ステッカー粘着の秘密が隠されています。
そうです。引っ付けたいモノ同士の間に水が入ることでそのモノ同士は引っ付くことになるのです。でもステッカーに水をつけて貼ることはできませんし、水をステッカーにつけてしまうと、乾燥してしまいます。そこで粘着剤が開発されました。粘着剤は、簡単に蒸発したり乾燥したりしないので、貼り付けたい部分に半永久的に貼り付けることができるのです。
ステッカーを剥がすときにはこの原理も併せて覚えていると何か役に立つかもしれません。
参考:http://gspc.jp/bonding_principle_of_seals(シールの接着原理 株式会社グリーンシール)
車のステッカーを剥がすのに失敗してしまったら
もしステッカーを剥がすのに失敗してしまい、車にステッカーの跡が残ってしまったなら、消しゴムを使ってステッカーの跡をひたすらゴシゴシするのがおすすめです。
また、灯油をシール跡に染み込ませることで、シール跡をきれいに取り除くことができます。灯油を使用する場合は、十分に注意を払ったうえで、キッチンペーパーなどに灯油を染み込ませて、ステッカーの跡をポンポンするような感じでステッカーの跡を柔らかくする気持ちで行ってみてください。
車に貼るのにおすすめのステッカー2選
さて、次は車に貼るのにおすすめのステッカーをご紹介します。こちらのステッカーが特に貼って剥がしやすいというわけではないのですが、シールにも適材適所がありますので、ステッカーを専門にしているステッカージャパン的なおすすめをご紹介していきたいと思います。
①屋外用ステッカー
屋外用ステッカーというのは、丈夫な素材にデジタル印刷またはシルク印刷方式で製作することで紫外線による色落ちを防ぐことができます。一度貼れば、一般的に2年くらいは持ちます。この写真のようにヘルメットや車のボディ、キャリーケースなどに貼るのもおすすめです。
②カッティングステッカー
カッティングステッカーとはこの画像のように、背景がなく、文字だけのステッカーになります。この画像では、一応説明しておくと、黒色の壁に白色の文字のステッカーを貼っています。
実際には、服屋さんとかに行くと、ショーウィンドウのところに文字だけでSALE!という文字を見たことはありませんか?自営業をされている方の中で仕事用の車がある場合、車のサイド部分に企業の名前を貼り付けることで、宣伝になっていいかと思います。こちらの記事で車にカッティングステッカーを貼っている使用例がありますので、ご覧ください!
まとめ
車に貼ったステッカーをきれいに剝がすにはシール剥がし材を使用するのがベスト。
もしそれがない場合は、ドライヤーなどを使用し温めることで剥がしやすくなる可能性がある。それでもできない場合は、お酢や除光液を使用してもよい。
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